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やまで

大自然にふれてきました。

※久しぶりすぎて書き方を忘れてしまい、
 保存していたつもりのものが公開されちゃってました。
 書きかけを読んでくださっちゃった方、ごめんなさーい。

慣れないトレッキングシューズ(経費)を買って、
しょったこともない山っぽいリュックに、
いかにもーな帽子をかぶって、撮影用に装備も万全。
なのになのに、何でこんなにもソレっぽくならないんだろうか私…。

長野の北の方にある「赤沢森林公園」。森林浴発祥の地、なんだそうな。
森林の中を歩き回れるコースがいろいろあって、
大きな川が流れてたり杉林があったり、ちっこい鉄道が走ってたり。
とりあえず初級者向けを2時間ばかりうろうろ。気持ちいいです。

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翌日は「千畳敷」。
専用のバス(自家用車禁止)とロープウェイを乗り継いでたどり着く、
「日本で一番高い場所にある駅」らしいです。
うわー、プチスイス。こんな場所があったのねえ。
前の日の夜、宿で「明日の朝、台風直撃!」という予報を聞いて
あきらめて帰り支度をしていたら直前で台風がそれた。
…そんな天気事情のおかげで、
いつもにまして空気が澄んでいたらしいのだけど、
なるほど、青空の色がめちゃめちゃきれいだー。

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すんごい急がしい時に無理やり出張入れるのは大変だったんだけど、
来てしまえばこっちのもんだ。余計に気持ちいいぜ?(現実逃避

人が相手の取材先が少ないから気分的にもゆるいし。
いっつもこんな仕事ばっかりだったらいいのにねえ。
と、帰りの新幹線の中で余韻にひたりつつ、
明日からのしわ寄せを思い出してあっという間に現実に戻る、の巻。
また行きたいなー。

by michi : 2006/08/29
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男子の園

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気がつけばもうかなり前になりますが、1月の終わり頃、
豪雪のど真ん中、福井県の永平寺に行ってきました。
「曹洞宗の大本山」ということで
全国からの修行僧(雲水さん)が200人くらいいるかなり大規模なお寺。
当然ながら、寺内にいるのは全員男子。
日々の日課から細かい立ち振る舞いまで、厳しく律された何とも禁欲的な日常の中で、
時折うっかり垣間見せてしまうそんな彼らの若い男子的素地
(親しげな冗談を投げかけると、思わず表情を緩めてしまう。
 やたらと「お洒落眼鏡」率が高い。
 真夜中の洗面所でいきなり女子に鉢合わせると動揺する。などなど)
なんかもオバちゃん目線でしっかり堪能しつつ、1泊してひととおりの参籠体験。

毎朝、いや夜明け前に行われる法要儀式があって、
その200人以上のお坊さんが整然と並んで一斉に計算された動きをしたり
重低音でお経をハモ(?)ったり、とにかくものすごく美しい。荘厳。
写経してみたり、本格的な座禅を組ませてもらったりもしたのだけど、
雑念がぐるぐるして無我なんてとてもとても。
(まあ、仕事で行っているのだから雑念は仕方ないけど)
感想を聞かれてそう正直に話してみたら、
禅とは、「まずはカタチから入って、精神の伴いを気長に待てばいい」のだそうな。
あのショー並みに完成度の高い儀式もつまりはそのため。
人生の真髄を悟るのも、丁寧な日常生活を心がけるところから始めればいい。
…丁寧、か。それだけで十分耳が痛いなあ。
反省します。ごめんなさい。

とにもかくにも寺修行、すごい良かった!
雲水さんが作ってくれる精進料理も美味しかったし。
そのうちまた、暖かい時期にでも、誰かを誘って仕事抜きで行きたいもんだ。

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帰りは日本海側をまわって、臨海のお宿へ。
海添いは雪積もらないんですねー。

by michi : 2006/03/06
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ハタチのおもいで

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鎌倉へ行ってきました。
細かいトラブルが重なって、直前にバタバタしつつの見切り発車な上に、
かなり不吉な天気予報、乙女的に月1の悪コンディション。
でも今更全工程を仕切りなおすくらいなら、…えいやあー!
とばかり、(今回既に1度、全仕切り直し済。)
朝5時起き、睡眠時間1,5時間で、半ば祈る気持ちでヨロヨロと行ってきました。

でもなんだかんだと、絶妙なタイミングだけ晴れ間が出てくれて、
無理のあるスケジュールも順調に進み。
最近の自分の行いに、ちょっとばかり自信を取り戻したのでした。

鎌倉。仕事以外でも何度か行っているのだけど、
ハタチのクリスマスに、何故かひとりでお寺巡りした初鎌倉の時のことが
今回はやたらとフラッシュバック。
そういえば、あの時のと設定ルートが似てるのかも。
何がしたかったんだっけなあ、あの時の私。
聖夜っぽいものを避けてひとりであえて鎌倉。
とんがってたのか、弱ってたのか、どちらにしても恥ずかしいったら。
「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものを…」(シ
移動車の中でこっそり感慨(?)にふける28才。

秋が更けた頃にでも、仕事抜きでまたぷらぷらしに行こうかしら。

by michi : 2005/10/11
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北海道は

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でっかいどーう!(?

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流氷断念から8ヶ月、
念願の北の大地、やっと踏めました。まあ趣旨や季節は違うんだけれど。 
札幌、小樽、ニセコ、函館と、左下(?)方面を車でぐるーり。
キレイなものをたくさん見て、やたら美味しく感じるジャガイモ食べて、
やっぱり北海道はいいなあ。
人間こういうことが大切だよなあ、とあらためて。
詳細日記や写真は(そのうち)メインHPに…。

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あさってはジャージ姿で鎌倉界隈をうろうろする予定。
天気予報は微妙。晴れるといいなあ…。

by michi : 2005/10/05
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私の弱いもの

新幹線が東京に着く間際くらいから何だか具合が悪くなり、
夜ベッドに入っても背中と胸が痛い。
疲れたんだなー、と思いつつ朝目覚めてみるともっと痛い。

おや?と思い、近所の病院に行ってみました。
胸かと思っていた場所は「胃」だったらしく、
ああ、神経性胃炎常習の私もたった2日の雪国取材が
吹雪に見舞われたくらいでストレスが体に出るほどまでになってしまったか・・・。
などと一人で納得していたところ、
お医者が一言、「食べすぎたりしました?」と。

・・・・・・はい。そうでした。食べ過ぎたりしました。
旅取材だから当然食べ物関係の取材も多いのですが、
田舎に行けば行くほど、自慢のあったかい郷土料理なんかを
親切にも撮影用とは別にたんまりと、数人前はありそうな量を用意してくれちゃったりして、
しかも一口めのリアクションから、完食までずっと、
温かい眼でじっと見守ってくれちゃったりする人が少なくないのだ。
その場その場で良い顔をしてしまう上に変なところでやたらと気が小さい私は、
そんな視線を受けながら途中で箸を置く勇気がなく、無理やり食べてしまったりする。
それが短時間の間に数軒固まってしまったりする(しがち)と、
しかもカメラマンが女性(小柄)だったりするともう大変で。

レストラン取材ノックのような時などは頑張ってセーブするのだけど、
(男性カメラマンが全部食べようものなら白い眼で見られるようなお店も多いし。東京は)
田舎のおっちゃん(時にお爺ちゃん寄り)の気の良い笑顔、なんて勝てるわけないじゃないか。

わざわざ会社を遅刻して病院に連れて行ってくれた旦那には、
「重い神経性胃炎だった、いや、潰瘍かも」くらいに上司に言っておいてもらおう…。

by michi : 2005/02/24
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樹氷玉砕

幻に消えた流氷の代案、樹氷の結末。
予定どおりはるばる山形の蔵王まで行ってみたわけだけど、
現地で「ここ数年でも例をみないほどの吹雪」とやらに遭遇。
そして、今年初めての雪山行きロープウェイ運休!
晴天の中で撮れるとは思ってなかったけどさー。
見に行くことすらできないってどうなのさー(涙

これまで、敢えて言うなら晴れ女?くらいに思っていた私ですが、
思えば去年の夏、「太陽とオリーブと!」なようなノリで小豆島に行き、
突然の台風に襲われて撮影どころか島から無事に脱出できるのか?
な状態に陥ったことが。その辺りから、すこぶる雨女ぶりが続いてる気がする。
ちょうど本格的にフリーで仕事をし始めた頃か…。
え、それがダメだったのか? 神様、甘かったのですか?(笑

何はともあれ、
うつろな眼で下界をふらふらと徘徊するスキーヤーやボーダーたちに別れを告げ、
とっとと下山することにしたはいいけれど、吹雪の雪道、怖いのなんのって!
道すがら、あちこちでぶつかりたてほやほやの事故車に遭遇するし。もう命がけ。

ちなみに運転は同行のカメラマン。限りなくペーパードライバーの私は、
現地調達車での移動の場合も絶対にハンドルは握らない。いや握れない。
2人チームで動く仕事は必然的に、残りの人が全運転を押し付けられるという訳。
必死の形相で雪道と格闘を続けるカメラマンにの隣で、
今回ばかりは本気で胃の痛くなる思いでした。ごめんなさい。

冬の蔵王を訪れる方、
市街がどれだけおだやかでも、地面がカラカラに乾いていようが、山をあなどってはいけません。
雪の中の露天風呂(@蔵王温泉)はかなり良かったですので、ぜひバスで行きましょう。

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で、結局大量に借りポジ。あああ(涙

by michi : 2005/02/24
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幻の流氷

前の会社の関係で、
某健康情報誌の旅日記のようなページを担当させてもらってます。
取材先模索&コーディネイトからなので、
あちこち好きに行かせてもらえて、お気に入りの仕事なのです。

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次の取材の予定は、流氷@北海道↑。
凍死に恐怖しつついろいろ調べ始めてみると、
「流氷の上に寝そべって流氷の鳴き声を聞く」
「車に追い抜かされる流氷ノロッコ号(単線列車ね)」
「流氷の隙間に野生のクリオネ」
うわ、ちょっと楽しみになってきた。

・・・のだけど、盛り上がってきたところで急遽取材先が変更に!
理由は、「一緒に撮るはずだった昆布がシーズン外だった」から。
流氷が昆布に負けた…。_| ̄|○
まあこれもお仕事です。いろいろあるんです。

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ということで、来週山形県へ「流氷」改め「樹氷」↑を見に行ってきます。
蔵王スキー場のてっぺん。
スキーをやったことがないので、徒歩で。
うーん、極寒には変わりないなあ。
大変、防寒対策にモコモコ耳あて買わなきゃ。…経費で(喜

あーあ、野生のクリオネ・・・。

by michi : 2005/02/17
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三浦半島取材

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仕事撮影で行った、東京湾に浮かぶ無人島、猿島。
コロンとした佇まいの島の外側からは
決して見えないように作られた軍事要塞跡があったり。

海の向こうに見える都市に夕日が沈んでいくのを
対岸の無人島から見ている、というのは、
いつか人類が都会を捨てる未来図を垣間見たようで…
などと、仕事を忘れてマンガ読みすぎな浸り方をしてみたり。

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相模湾側の夕日もかなりきれいでした。
前日にロケハンで決めていた場所は、
カメラマニアのおじサマたちの群に邪魔されて
泣く泣く変更。
それぐらいキレイってことね。

by michi : 2004/10/16
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