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グーグル流経営10のルール - Google: Ten Golden Rules

つい先日話題になったNewsweek誌の記事 "Google: Ten Golden Rules" の日本語訳版が今週号の Newsweek 日本版に掲載されていました。とても共感できる文章が多々あったので、個人的備忘録としてここにお気に入り箇所の引用を残しておきたいと思います。



※以下 Newsweek 日本版 12/28-1/4新年合併号 p.63- からの引用

グーグル流経営10のルール - Google: Ten Golden Rules
by エリック・シュミット、ハル・バリアン

「知識労働者」の概念

働いた時間ではなく、仕事の成果に対する報酬を期待する新しいタイプの労働者
「知識労働者をのびのびと働かせる」企業には最高の人材が集まり、結果として「長期にわたる競争的優位」を維持できる
知識労働者に嫌われる企業は生き残れない

採用の面接は多人数で

優秀な人材を採用して、その人物がさらにその後の採用活動に参加すれば、もっと優秀な人材を発掘できる(人材発掘プラスのフィードバック)

個室は与えない

チーム内の円滑なコミュニケーションが、プロジェクトを成功させる重要な要素になる。そのための最良の方法は、チームの全員がいつでも、じかに話せる環境をつくることだ

創造的活動を奨励する

グーグルの技術者は、勤務時間の最大20%までを自分自身のプロジェクトに費やすことが出来る
クリエーティブな人々にはクリエーティブであり続けてほしいというのが、私たちの基本的なスタンスだからだ

強圧的な態度を取らない

どんな組織にも、自分こそ絶対に正しいと信じる人はいる。だが管理職たる者、部下に対して強圧的な態度を取ることはゆるされない。寛容に、そして他人の意見を尊重することが大切だ

効率的なコミュニケーション

(効率的なコミュニケーションによって)経営陣は知識労働者の考えを知ることができるし、知識労働者も経営陣の考えを知ることができる。グーグルは社内で膨大な情報を共有しているが、社外へのリークは驚くほど少ない。私たちは、会社が社員を信頼すれば、社員は会社に忠実になると考えている

問題: 技術者の傲慢

技術者は競争心が強く、自分と同等のやる気と知識がない人間を軽蔑しがちだ
いくら頭が良くても柔軟性に欠ける人間がチームにいると、致命的な結果になりうる

問題: 他人のつくったものは使わない症候群

優秀な技術者ほど、自分には既存のものより優れたシステムをつくれるという確信があり、何でも「買わずに自分でつくるべきだ」と考えがちだ。 それが正しい場合もある。だが企業としては、持てる能力を最大の利益をもたらすプロジェクトに集中すべきだ

従業員の創造性を生かす管理法

社内には大学を卒業したばかりの若者もいれば、家庭を優先したいベテラン組もいる。彼らの利益とニーズはそれぞれ異なる。会社としては、あらゆる年代にとって魅力的な福利厚生と労働環境を提供する必要がある
業務管理は単なるおまけではなく、会社の成功のカギを握る重要な要素だ。だから(グーグルは)この分野でも、新製品の開発と同じくらい大きな努力と想像力を発揮したいと考えている

※おい勝手に引用スンナ!といったお叱りがあらば速攻削除します

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