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生きがいの創造2 - すべての答えは『バランス』という言葉の中にある

生きがいの創造2 - 飯田史彦 著

ふとした機会に最近読み直した本。前回は見落としていた、心に響いた文章があったので、引用の形でここに残しておきます。

物質主義について

第四章 「光」との対話 p.300 より
※人間以外の何らかの「意思(光)」から著者が受け取ったメッセージ、だそうです

人々に、物質的観点とスピリチュアルな観点との両方を兼ね備えながら、バランスの取れた生き方をするよう促しなさい。人間は物質世界で生活しているのだから、物質的なもの全てを否定する必要はない。物欲、地位欲、名誉欲、名声欲なども、様々な学びをもたらしてくれる大切な欲望なのだから、『それらを捨てることによって学ぶこと』と、『それらを追求することによって学ぶこと』の、バランスを取ることもまた、学びのひとつなのだ。スピリチュアルなものばかりにとらわれてしまうと、せっかく物質世界に生まれていながら、目の前の物質的な現実から逃避するのと同じことになる。スピリチュアルなものに傾きすぎた者は、物質主義の利点を伝えなさい。そして、物質主義に傾きすぎた者は、スピリチュアルなものの大切さを訴えなさい。何よりも重要なのは、両者のバランスをとる人生に挑戦することなのだ

人生を楽しむこと

同 p.302 より

試練に挑戦するということの意味は、辛いことに立ち向かうということだけではない。『人生を、いかに楽しむか』ということも、また『試練』のひとつなのだ。『楽しみ』を罪悪として感じるほど、実は、『人生を楽しむ』という試練に挑戦しているのだ。『楽しみ』そのものが罪悪なのではなく、『他人を犠牲にして自分だけが楽しむ』ということ、あるいは、『目の前の社会的役割を放棄して、楽しみだけに走る』ということが、罪悪なのだ。大いに、『楽しい』と思えることをやりなさい。すべての答えは、『バランス』という言葉の中にある。『義務や責任』と、『自由や娯楽』との、バランスをとることに挑戦しなさい。どの時代の、どの場所に生まれるかということは、その者の学びと深く関連している。この時代の日本に生まれた多くの者たちは、このバランスに挑戦するために、この国を選んだのだ。楽しむことも、また『学び』のひとつなのだ。楽しむこと、笑うことの大切さを、この国の者たちに伝えなさい

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