- 2005-06-07 (火)
- Way Of Living
今、通勤中に読んでいる「ニール・ドナルド・ウォルシュ著 - 神との対話3」より。感銘を受けた言葉を忘れたくないがゆえ、ここに該当箇所の引用文を残しておこうと思います。今回は技術/テクノロジーについて。原子力だとか遺伝子クローンだとかって・・・人間の手に負えない危険な代物なんじゃないの?という、一般的な疑問・不安に対して、下記引用文ではストレートな回答が得られています。
僕自身もっともなじみのある Information Technology については特に言及されてなかったな。インターネット周りの技術発展は、少なくとも皆の害にはなっていないみたい。
ニール・ドナルド・ウォルシュ著 - 神との対話3 p.413
あなたは、進んだ技術についてたずねた。しかし、いいかね。進んだ考えなしには、進んだ技術を役立たせることはできない。考えなしに技術だけが進むと、進歩を実現するどころか、終焉につながる。
人の進化の度合い
p.424
- 進化をフットボールのフィールドにたとえたら、わたしたちはどのあたりにいるんでしょう?
十二ヤード・ラインだな
- まさか、冗談でしょう。わたしたちは、進化の十二ヤード・ラインにいるんですか?
おいおい、あなたがたはこの一世紀で六ヤード・ラインから十二ヤード・ラインまで進んだのだよ。
手に余る技術は自滅に繋がる
p.425
これは大切なことだから、理解しておきなさい。危険なことに、あなたがたの現在の技術は、賢明に活用する能力を超えそうになっている。技術が社会の産物ではなく、社会が技術の産物になりかけている。社会が技術の産物になると自滅するよ。
p.426
宇宙そのものが最大の技術だ。完璧に自動的に働いている。ところが、あなたがたが手を出して、宇宙の原則や法則をひっかきまわすと、その法則を破壊する危険がある。それが四十ヤードの罰退だ。
- 味方チームには大打撃だ。で、わたしたちはリーグから脱落するんですか?
そうなりかけている。だが、リーグから脱落するかどうかを決めるのは、あなたがただ。あなたがたの行動によって決まるのだよ。
核兵器について
p.426
たとえば、原子力に関するあなたがたの知識は、自分たちを吹き飛ばせるほどになっている。
- そうですね。でも、それほど愚かではありませんよ。思いとどまるでしょう。
ほんとうにそうか?このまま大量破壊兵器を拡散させつづけていると、いつかはその兵器が世界を人質にとろうという者の手に渡るだろう。あるいは、しゃくにさわる世界を破壊しようとする者の手に。
あなたがたは、マッチを子供に渡して、火事は起こらないだろうと思っている。しかも、あなたがた自身がマッチの使い方をよく知らない。この問題の解決策は明らかだ。マッチを子供の手からとりあげること。そして、自分たちもマッチを捨てること。
- しかし、原始的な社会が自分から軍縮するなんて、期待しすぎというものです。核廃絶も --- 永続する唯一の解決策ですが --- 問題外みたいですね。いまだに、核実験禁止条約すら、できていないんです。わたしたちは、要するに自分自身をコントロールできない種族なんですよ。
環境破壊、遺伝子工学について
p.427
核兵器で自滅しなければ、環境破壊によって世界を滅亡させるだろうね。あなたがたは自分が住む星の生態系を切りくずしているのに、そんなことはしていないと言いつづけている。しかも、それだけではまだ足りないように、生命そのものの生化学をいじっている。クローンや遺伝子工学に手をそめ、そのさいに人類と言う種にとって恩恵になるように慎重に配慮するどころか、史上最大の破滅になりかねない危険を冒している。注意しないと、これにくらべれば核や環境破壊など子供の遊びでしかないという危険が生じるよ。
発達する医学で身体の機能を代替しようとして、人類全体を滅ぼしかねないほどの耐性をもったウイルスをつくり出してしまったではないか。
今から出来ることはあるの?
p.428
- なんだか、怖くなってきました。もう、手遅れなんですか?ゲームは終わったんでしょうか?
いや。フォースダウンなのに一〇ヤード残っている。最後の攻撃チャンスだ。いちかばちかのパスを狙って、クォーターバックがノーマークのレシーバーを探している状態だ。あなたは、ノーマークだろうか?このパスを受けとれるか?わたしはクォーターバックで、前回、見まわしたときは、あなたとわたしは同じ色のジャージーを着ていた。わたしたちは、まだ同じチームかな?
- チームはひとつしかないんだと思ってましたよ!相手チームって誰なんですか?
わたしたちが「ひとつ」であることを無視するすべての考え、わたしたちを離ればなれにするすべての思い、わたしたちは一体ではないと宣言するすべての行動だ。「相手チーム」はほんとうのチームではないが、あなたがたの現実の一部ではある。あなたがたがそうさせているのだから。注意しないと、役立たせるために創り出した技術に殺されるだろう。
- 「しかし、たったひとりの人間に何ができるだろう?」という声が聞こえてきます。
まず、「たったひとりの人間に何ができるだろう?」という考えを捨てることから始めればいい。すでに言ったが、この問題については何百冊もの本がある。そういう本を無視するのはやめなさい。革命を起こしなさい。進化の革命を起こしなさい。
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